瀬戸内湊梅園の梅干しがお求めやすくなりました!
瀬戸内湊梅園は自然食コタンと無農薬の農家ワッカファームの共同運営する梅園です。
2020年に放棄され荒れ放題で自然に還りそうな梅園を整備し、自然栽培の梅干しを作る事業をはじめました。
放置された梅園の整備と梅干し作りの資金集めに苦心していましたが、クラウドファンディングに挑戦し多くのご支援をいただくことができました。
梅園の地主さん、支援してくださった皆さん、整備の手伝いをしてくれた方、いろんな方々に支えられて出来上がった梅干です。感謝のつまった結晶は、昔ながらのシンプルな製法で作りました。
梅干事業クラウドファンディングサイト→https://readyfor.jp/projects/minatoume
2020年産の塩分濃度は18%
原料は、自然栽培の梅と赤しそ、そしてこだわりの塩のみ。仕上げは、天日で干しています。太陽の力も加わり、世界に誇る日本の伝統食品が完成しました。
塩の違いで3種類の梅干しがあります。クラウドファンディングサイトでも紹介していますのでぜひご覧ください!
【 ゲアンの古式天日塩】
何と言ってもこの塩の特徴は、入浜式塩田と天日塩田の2種類の塩田を利用して、丁寧に天日の力のみで塩づくりがおこなわれている点です。
ベトナムの北中部に位置するゲアン省(NGHE AN)では、3月~10月頃の天気のいい日に、強い太陽の光と熱、風の力のみで、塩職人たちが2種類の塩田を使いながら塩作りが行われています。
入浜式塩田(濃縮海水を作る作業)
先ず、広大は入浜式塩田で、濃縮海水を作るための作業が何日もかけて行われます。満潮時に海水は水路を通り、入浜式塩田(日本においては、瀬戸内沿岸を中心に江戸初期から昭和30年くらいの約300年続いた製塩法)に入ります。毛細管現象で、海水は砂の表面で結晶化します。結晶を含んだ砂は、ぬいに集められ、海水をかけられ、海水濃度が高くなります。この作業を何回も繰り返すことにより、海水濃度は20%以上までに引き上げられます。
天日塩田(塩の結晶化の作業)
朝早く、きれいに掃除が行われた小さく区画された結晶塩田に、入浜式塩田で濃縮さえた濃縮海水が入れられます。この結晶塩田では、毎日少量のサクサクしたフレークタイプのお塩が、その日のうちの夕方に回収されます。一日で結晶した塩なので、大変白土が高い、きれいな結晶のお塩を取ることができます。味も抜群です。